山本祥子個展 ・ 一角獣のなみだ
2011年2月8日(火)~2月13日(日)
「一角獣と乙女」という古典的な画題を自分流に描いてみたいという思いからシリーズの制作は始まりました。
歴史を超えて愛され続ける一角獣という幻の生き物は、描く人や時代によって様々な姿形をとり、
ある時は愛らしく,ある時は恐ろしく、まるでそれを思い浮かべる一人一人の心を映す鏡のようです。
一枚一枚,描きたいシーンを思い浮かべながら、
今の世を生きる自分にとって一番似つかわしい一角獣の姿はいったいどんなものか、探りました。
いったい,どんな一角獣が、どのような物語が生まれたでしょうか。